地下鉄東山線にて本山駅まで行き、名古屋大仏のある桃厳寺にむかう。
門から入り、寺に入る。
そんな大きな大仏があるようには全く見えない。細い道を進む。
ちょっと開けた場所に出ると、眼下に仏さんの手だけが置いてあるのが見えた。
「おっ、でっかい手がある」
振り返ると連れが「ひっ」と言ってかたまった。
木の陰から緑の姿が見えた。
色のせいもあるか、異様な雰囲気である。
この位置から下に向かって降りる道があって、降りていくとまん前に出た。
15メートル
台座が凝っている。
世界を支えているのは象なのだ。
パオーン
上から見えたのはこの手である。
実物大
青銅の色みが強烈な印象である。
目つきのきつさも含めて、強そうである。
妙に不吉なものを感じる。
このような工事用の柵に囲まれている。
大仏の横に、大仏と同系色の工事用クレーンが置いてある。
妙にカッコイイ
さらに横は墓地となっている。
布袋大仏と正反対、シャレの通じなさそうなオーラを放っている。
攻撃的である。
別名やすらぎ大佛というのだろうか?
これを眼前にして、やすらぎは全く感じなかった。
ただただアドレナリンが噴出する気持ちだった。
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